金銀妖瞳千里眼

 投資と経済に関する閻魔帳^^

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そんなに人を簡単にだませるものなのか?

(騙され上手なんでしょ?)
 そうなんでしょ?カテジナさん!
 ええ、わかります。

 ほとぼり収まったので遅ればせながらの記事になってしまうが、そろそろ良いかなと。自主的に謹慎中なので、誰もここ読んでないしね^^
 去年の9月のリーマン崩壊からのPANICで喧伝された悪玉CDO・CDS。で、安物サイトやブログで全然間違った解説されたり、FPや経済評論家が素っ頓狂な解説したり、NHKスペシャルで全くの間違いが垂れ流されたり、となっていることからもわかるように、なかなかに門外漢の人にはこの事件は理解しにくい。私だって基本的な仕組みは理解できるが、評価の仕組みの細かいところまでは分からん。推測はついてはいるけどね。

 で、今さら事件の解説してもしゃあないし、今回の趣旨ではないので、知っているものとして以下(ry

 リアルな話・・・その手の仕組債で大損害を喰らったのは金融機関だけじゃなく、年金基金をはじめとするファンド、資産貯め込む優良な事業会社なんだけどね。金融機関はこの3月期評価損を計上している。もちろん評価損計上の仕方には思惑か議論か指摘事項があるのは当然だが、今は触れない。
 で、一般の事業法人についてなんだが、新日本監査法人の基本スタンスは「100円のものが時価20円以下なら、全損」というスタンスで臨んでいる。余裕がある会社は全額償却してしまうわけだが、余裕がない会社はいろいろ調整(w)というかゴネることになる。ソフトバンクなんかおそらくそうなんだろう。
 同じことで、年金基金をはじめとする長期系ファンドも同じ運命にある。

 ところがさらにですな・・・余裕ある会社やファンドがこの3月期に全損処理をしているからと言って、それじゃあ追加の損が出ないかというと・・・出そうなんだよね、これがwww

 というのも事業会社や年金ファンドなどの組織は基本的に管理者は異動があるし莫迦なので、投資顧問にアドバイスを受ける。で、よっぽどアクティブにしない限り、保守的な債券ポートフォリオを提案されるので、債券7割、残りは10億円ずつアクティブファンドにお金入れたりしている。
 ところがその債券の中身がどうなっているかというと、ここ10年以上のほぼゼロ金利政策により、内国債ではなく6~7割が外国債へと投資されている。保守的なところほど外国債w
 もちろん外国債と言っても円建てなんだが、内国債よりチト利回りが高い。

 これだ!

 これなんですよね。今まで評価損が出まくり、なお、これから追加で損が出そうなのはこの外国債の仕組債だ。実はこれ、相当に貯め込まれている。証券会社の10年以上の営業の賜物だw

 日本国債10年が1.6%だった時に、5年の外国債が1.8%とかついちゃうとそっちへ流れちゃう。それが今すべて死んだかもしれないというわけ。

(モデルケース)
 例えばの話ですがね・・・100億円持ってたとするでしょ?
 リスク回避的でかなり保守的な債券ポートフォリオ戦略を採用している。

・預 金  3億(資金繰り用)
・外国債 67億(ほとんど円建て)
・内国債 10億(日本国債や社債)
・内国株式 10億(全て10年以上保有、最近売買なし)
・外国株式 5億(お任せ運用)
・その他 5億

 このポートフォリオが3月決算で、外国債6億・外国株式2億の損を出している。
 今こうなってるわけよ。すごいでしょ?この損の出方。
 だから、年金基金が損しましたみたいな話が出たら「株に投資して莫迦が」と思うのではなく、ほとんどの損が債券から来ている。

 で、さらに60億残っている外国債が今年度溶けていく・・・とこういう話になっている。CDO・CDS絡みの債券について全損扱いしても、その他の債券もいろんな仕組みが付与すればするほど、次々と全損となっていっているのだw
 おそらくあと6~9億は溶けると睨んでいる・・・根拠はないが、仕組債の分散投資具合から、外国債の1/4までは組み入れると思うから。それ以上はルールで入れられないはず。

 ちなみにリアルな数字出すと10億円のCDO(1階・メザニン)で時価100万円とかwww
 もうね、紙くずになってくれ、管理費かかるからw 

 おっと、いつものパターンで余談へと走るが、ファンドの管理者が善意であろうと不注意であろうと故意であろうと、横領とかしない限り、アフォな債券買ってファンド自身(受益者)が受けた損害について管理者には賠償責任は一切ないことは知っておこう。
 実はこれ、裁判所の判決なんで動かしがたいw
 こんなことなんで、年金基金の管理者は緊張感ゼロってことだ。

(アフォがみんな期待でおっぱいw)
 さらに問題なのですわな・・・その管理者たちが言うには

「現在は評価損を計上しているけれども、将来100円で償還された時は償還益になって全額戻ってくる。心配な数字ではあるが、その心配はないものと考えております。」

 とおっしゃる。それが1人だけなら良いが、何人ものお方が判で押したような答えをおっしゃるw
 その管理者たあどういう人たちかというと、元大銀子の役員、大会社の経理部長、そこそこエライ役人とか一応えらいシトたちがなっている。そういうシトたちが証券会社からのご説明を聞いて、そのまま受け売りで周知しておるわけですな。
 で、説明側に回った人の話を聞いてみると、いくら説明しても管理者側が理解するには「程遠い」状況というわけで、有利不利の話が両方出れば、世渡り上手だったお歴々どもが良い話だけつまみ食いしたくなるのは人情で・・・本人たちゃ本気で債券償還益としてほとんど戻ってくると思っていらっしゃる、いやマジでw
 うまく騙されてあげるよと演技している御仁はいるのだろうか?いないよね、あんなまじめ一筋のシトたちにはw

 でも、ホントに償還される頃には退職金もらった後で、もういないんだろうなあw
 リアルそう思う。ただの勝ち逃げw
 こんなことでは、この国の人の上に立つ人間なんてこんな程度と侮ってしまいますよw

 長くなったが、てなわけで、素人が期待をつないで(ryって状態は我々相場師はその末路は知っているはずなのであります。
 やはりアフォの涙がちょちょぎれるまで逝くんだと思うんだけどな・・・というポジトークですた、結局はwww
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