金銀妖瞳千里眼

 投資と経済に関する閻魔帳^^

キャピタルゲインとロスの影響の確認

 資産効果というのがある。当然、逆資産効果もある。

 これについてプロの経済学者は「まあ、資産が増えた減ったの数%(1.5~3%)くらいが資産効果となってGDPを上げ下げする。つまり、GDP換算だとわずかw」と結論付けている。
 対して、外野のエコノミストなんかが「そんなわけねえだろ。資産効果はもっとあるはずだ」という人もいる。最右翼が藤巻たんなわけだが。

 で、学者側も負けじと何回も調べなおしているけど、やっぱり結論は変わらない。この口ゲンカ、経済学者の勝ちなんだろう。

 まっ、わっちが何もかも知っているわきゃないので、備忘録として基本的なことは確認しておこう。

(キャピタルゲインって嬉しい^^)
 土地なり株なり上がると嬉しいよね。
 でも、実際に値上がったものをわざわざ売ってなんか買おうってのは人生の一大事でもない限りないはずでね。だって、普通は訳の分からない消費財より株持ってる方が良いからね。なのに、土地なり株なり上がると「百貨店では高額商品の売上好調」とかニュースで流れる・・・こんなのマスコミの条件反射なんだと思うけどね。というのもマスコミも毎日ニュース考えるの大変で、ない頭絞ってなんか関係ありそうなネタで取材に向かうので、毎回同じパターンにはまるw

 じゃあ、そのキャピタルゲインとやらゆっくり考えてみましょうか^^

(簿記知ってりゃ余裕)
 株が上がった嬉しいな・・・じゃ売りましょう。
 売ったら儲かった・・・ウフフ
 百貨店へGO!

 とはならない。売ったということは買った人がいるわけで、その人はお金を出して別のものを買えたかもしれないのに=消費を抑えて株をわざわざ高く買ったのだから、取引自体に損得もない。消費を増やす人がいて、減らす人がいるから資産効果はゼロだ。簿記で仕訳してみればすぐわかる。

 ところがそうはならなくて・・・株を買う人が消費を抑えずに貯金などを取り崩して株を買えば、儲かった人が消費を増やした分、景気が良くなるわけだ。これが資産効果ってことだね。

 なるほど・・・こう考えれば、結局、資産(土地・株)が上がると期待した(勘違いした?)人が「貯蓄を土地・株に取り崩した分」、売った人が貯蓄した残りのお金を代わりに消費に使って景気浮揚に向かうってことだね。「資産の値上がり」ってのは貯蓄を持っている人の貯蓄を取り崩させる促進剤=触媒みたいなもんだね。

 こう考えれば、「資産が値上がりした分、景気が良くなる」と常識で考えがちだが、それはちと間違いということになる。

(キャピタルロスはその逆?)
 資産が値下がりした場合、売った人買った人は資産と現預金の交換だから損得なしだ。
 でも、売って損失を喰らった人は損した分を埋めるまで自分の資産を回復させようと貯蓄に励んで消費を抑えちゃうだろう。買った人は消費を抑えて土地株を買ったわけだから、こいつはそのまま打撃となる。
 というわけで、損を回復するまで貯蓄に励んだ分=貯蓄した分、景気は悪くなることになる。これが逆資産効果だね。

 どうも資産の上げ下げが本質ではなく、「貯蓄をする」と景気が悪くなってしまうようだ・・・実際そうなんだよね^^
 これを一般の国民(特に日本人)が理解する日は来るのだろうか?

 こいつは多分に難しいよね・・・そう思うでそ?
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