金銀妖瞳千里眼

 投資と経済に関する閻魔帳^^

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正しい思い込みで人を傷つける世界

 ちょっと触れておきたい話題だったのですけど、PCクラッシュでノビノビになってしまって新鮮味ないですけどね。

(G8サミットの変)
 この会議に菅直人が出席して、「中国もG8に呼ぼう」と発言してシカトされ、ほとんど発言できずにギリシャが大変だという思い込みで処理案について全く理解できなかっただの、結局、会議のあとにも各国にシカトされ続けたただの、言いたいわけではないのですね。
 いや、実はこれ・・・普通の人が出席してギリシャ騒ぎの渦中に放り込まれたらこうなるだろうと思うんです。帰りの飛行機でいろいろにわか勉強したらしいですけどね。つまり、菅直人はわかってるような偉そうなこと言ってるけど、感覚は普通の人なんだよね、うん。だから、帰ってきてから「消費税上げます」とか言っちゃったわけだよね。

 でも、この会議の前をちょっと見てみると様相はぜんぜん違ってたわけだ。
 要するにEUは各国の財政支出を切って・あるいは増税して財政再建を優先し、ユーロ安と金利安でこの危機を乗り切ろうと画策してた。それをアメリカが「こんな時に財政支出切るって、おまいらキチガイか?」とわざわざ書簡まで送ってEUに注意してたのよね。
 で、会議の結果は「景気に配慮しつつ財政健全化の目標を定める。ただし、日本は除く」という結果で終わった。

 余談だが、日本のマスコミは莫迦だから「日本は財政が悪すぎて目標を守れそうにないから、基準から外された」と報じたが、あれを真に受けた人と真に受けなかった人との差は大きいんだろうね。日本語だろうが英語だろうが、ちゃんと考えれば答えはすぐにわかろうものなのにね。菅直人はわかってないからこの陥穽に落ちたわけだ。

(正しいことを行うことは正しいこと)
 この会議が終わったあと、反応はおおまか2つなんだよね。
○正しいことは正しいこと
 それ見たことか、ギリシャ騒ぎでソブリンリスクが過剰に意識されている今、国家が財政再建を行うのは当たり前のことじゃないか。収支を合わせなければならいのは正しいことで国家も同じこと。
 こう言っているのがいわゆる企業経営者とかコラムニストとかオピニオンリーダーの人たち。一番強硬なのは大前研一かな。経済学者はあまり見ないね。ドイツとか頭の硬い連中はどうしょうもないとしても、EUの当局にこっち方面がいたのはびっくりだ。

○正しいことをやれば、悪くなるんだよね
 リーマンショック他の傷が癒えない中、世界中で財政支出をやっていたのに、さらにギリシャショックまで上乗せになった最中に財政切ったらどうなるかわかろうものだ。
 こう言っているのが主流派経済学者(いわゆるネオたん)なんだよね。今回驚いたのはニュータントの巣窟であるはずのIMFが財政切るのに反対したことだ。一体どうしたというのだろうか?黄色い韓国やインドネシアはズタボロにしておきながら、白人には甘いんか?

 こう見れば、どっちが正しいかは一目瞭然だ。
 もちろん主流派経済学者の人で消費税を今上げて財政再建に入るべきだと主張している人もいるが、その人は将来やるより、今やるほうが結局安くつくと考えているだけであり、判断は違うけど、足元の認識は後者で同じなので間違えないように。ややこしいね。

(確認しよう)
 まず日本。日本が強硬な財政再建の枠に入らなかったのは財政が悪すぎて達成できないからじゃない。もちろん政府は資産を持っているからとかそういう理屈もあるが、一番大きな理由は日本が経常黒字国だからだ。経常収支黒字の国が財政切ったら、その迷惑は世界に飛び散るので、そんなことはやめてくれと他の国が言うのはあたりまえのことじゃないか。
 同じ理屈で言えば、経常収支黒字のドイツは財政収支を切ることになる。ただ、ドイツの黒字は他のEU域内の国からのものが多く、EU全体として考えれば他の国への影響はそんなに大きな金額にはならないのがミソだ(これ、誰も指摘しないのはなぜなんだろうね?)。つまり、切った分だけ悪くなるってことだ。

 次、そんなこんなの財政支出もこの秋から順次切れてしまう。
 日本もエコカー減税切れます。雨も住宅減税切れます。欧州も財政切ります・・・等々ね。みんな雨がこけた穴を埋めるために必死で支えていたものが平時に戻ったとして切れてしまう。この影響をどう考えるかですが・・・

(景気はピークを付けた?)
 雨の指標見てるとどうも5月ころがピークで、折れ線グラフが下に向かっているように見える。

 EUはこれから悪くなることはもう見えたと思ってる。ホントECBはギリシャの国債も買ったのだから、ドイツもフランスもスペインも国債をそれなりに買えばよかったのに。それで時間稼ぎすればよかったものを、無理に財政切るから急速におっちぬでしょう。やはり、住宅バブルはじけたのに財政おもいっきり切ってしまったスペインの瓦解は不可避のような希ガス。

 中国はいつだって危ないと言われているが(笑)、新しい話は車の売れ行きが悪くなって在庫増って話だ。不動産の騒ぎはいつかもう一度弾けるのだろうけど、これもわからない。

 日本はGDP統計等は戻り歩調で日銀とかは「えがった」と喜んでいるようだが、どうでしょう。私は悪くなると見てます。だって、去年あんだけ補正予算打ったんだよ。それが22年度にずれ込んでるからまだいいようなものの、今年の後半補正予算なんか組まないやろ等々。

 なんかね5月6月あたりで一旦ピークのような希ガス。

(というわけで今後どうするかのポジトーク)
 今、長期以外なんも持ってませんけど^^

 困ったことに狙ってる個別株はちょくちょく確認しているんだけど、基本クラッシュ待ちですね。個別株の業績にかかって新規買いを入れると損しちゃいそうで怖いです。
 デリバティブは基本「売り」でやっていきます。問題ないでしょう。

 こんな時期に買い持ちになってる個人は一度死んでもらわないといけませんね。3月5月買いを入れたのでしょうけど(逆にわっちはちょっと気分が悪かった)、そろそろ投げ売りしてよ。信用買残のピーク明けは9月頃らしいし、当面戻り売りでジメジメするんだろうけど、それじゃあ楽しくないからさw
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