金銀妖瞳千里眼

 投資と経済に関する閻魔帳^^

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iPhone3SG導入記念にソフトバンクをば

 禿といえば孫正義と誰しもが思うほど有名になりゃ立派なもんだと思いますが、とかくこの御仁批判を浴びることが多い。もちろん事業家だから、良いも悪いも論理破綻もなんもかんもあるわけですが、いろいろあって孫正義なのですな。
 わっちは批判はわかるけど、まあ、NTTのふざけきったISDN網をADSLで破壊し、さらにはiPhone4でDocomoに一矢報いようって姿は、三国志の蜀に例えてあげてもいいんじゃないかな。ただし、諸葛亮はいないけど。蜀の運命はみんな知ってると思うwww
 もう少し例えるなら、NTTグループ帝国のスターデストロイヤー艦隊に、輸送船の同盟軍が楯突いてるって感じですけどね。iPhoneってライトセイバーくらいあるか・・・でも、ジェダイがいないw
 まあ、直接的にはいろいろあっても、みんな間接的にはやっこさんの恩恵に預かってるわけで、「死ぬまでがんがってくださいまし」ということですね。

※人生もお金も全部賭けて、成すこと茄子みたいな物言いしてますけど、一応、個人の資産管理会社他でがっちり無理せずやってることは、指摘しておきましょうねw
 個人保証は銀子は取ってないんでしょうね。おかしくなってきたら、担保に取ると思うんだけど。

 というわけで、わっちがiPhone(3GSですがw)に寝返った記念というわけではありませんが、ソフトバンクは去年も書いていましたし、恒例ではないですが、今年も書きましょう。7月にもなって今さら誰も参考にせんと思うけどね。

 結論から書くと、良くも悪くもソフトバンクは孫正義の会社。どんな姿になろうと、孫正義存命中は会社の命運は尽きないだろう。逆に言えば、孫正義が死んだら、会社も倒産ってことで、民事再生法に一直線ってことですな。この辺、違うと思う人はいないでしょう。300年計画とか言ってるみたいだけど、もうそれはわかんねって感じです。
 営業利益が大きくなってきたのを自慢しているみたいなんで、ちょいとその辺を考えてみましょうか。

(ほんじゃ、行くべ~)
 ソフトバンクの決算は至極難しい。いちいち詳しくやってらんないので、簡単にやりましょう。単位はmillionね。

○決算 売上2,763,406 営業利益465,871 有利子負債 2,222,469
 これシステムに入れても、悪い点出ないのよね。たぶん銀子の財務評価システムは楽々クリアしてるね。負債項目と支払利息はウェイト高いのでそれだけでも点数悪化は必至なんだが、営業利益の数字で倒産企業群とのsimilarityってのが失われる。
 でも、目で見てると支払利息5%位あるのはキツイよね。明日にも死ぬかという財務ボロボロの中小企業で4%台前半って世の中ですよw

○YAHOO!JAPAN 売上高 266,099 営業利益 135,152
 文句なし。去年と同じく頑張ってください。年間1000億稼ぐ金の鶏w

○イーコマース事業 売上高237,833 営業利益 5,793
 コメなし。

○その他の事業 売上高63,742 営業利益1,564
 コメなし。

○YAHOO!BB 売上高199,222 営業利益48,779
 光への転換が進んでいることもあって、売上減。でも利益は変わらずで、要するに投資回収期。
 この事業がダメだから切り離すべきという人もいるが、持ち続けたらいいと思う。
 この事業の初期投資でたしか2000億円は軽く損したはずだし、他と比べても優秀な数字。

○固定通信 売上高304,182 営業利益22,990
 減収でありながら、一応利益は維持。

○携帯電話事業 売上高1,692,326 営業利益260,931
 売上増、利益もさらに増。減価償却はやっているわ、利益も増えちゃうわで・・・ただ、前からだが、22年3月期はわからないが売掛金が結構デカイ。大雑把に年商1.2兆だと考えて、売掛金は6000億とかあるわけ。電話料金の売掛金は1ヶ月分(契約者2000万人×@4000円でも800億)だろうからせいぜい1000億もありゃ多い方だろう・・・残り5000億は端末の売掛金だ。月々割とかああいうやつね。この形はDocomo(6000億位)と根本的に違うところで、iPhoneだけでどれだけの割賦販売になっているかは想像しづらいが、この辺全部禿の負担になってるって仕儀だ。
 モバイル事業の環境ってのはDocomoと比べるのはかわいそうですが、新聞が書かない財務内容からいくとその差はたぶん1:4位であります。すると、戦力は実力の2乗に比例しますからDocomoとソフバンの戦力差は16倍あることになります。この感覚、異存ないでしょう。(そりゃあもう、Docomoには巨大な設備にてんこ盛りの減価償却累計額があんこつきで乗っかってますので、すごいですねこの会社。ちなみに魏と蜀の戦力差は36倍ですので申し添えておきます。昔は人口でしか国力測れないので、人口比で6:1でした)
 最後にノンリコースローンの財務制限条項(5つある)については現状のままであれば、何も心配はなさそうです。借入金返済についても手元現預金はあるわけだし、債券発行とか他の手段もあるわけなんで。2018年には借入金を全部返さないといけないことになっていますが、別の借入金を導入してごまかせば良いしね。銀子も全部返されても困るわけだし。

(どんな感じ~)
 さて、セグメント見たところで全体ですが・・・これ連結決算ですからねえ。とりあえず持分考えましてですな。
・YAHOO!JAPANは持分1/3
・ソフトバンクモバイルは持分100%ですが、いろいろ優先株で尾ひれついてる
 こんなところですかね。
 そして、SBの資産のうちかなりの部分が担保に取られてまして、YAHOO!BBの売掛債権とモバイルの売掛債権は次々と流動化されている&モバイル事業の資産のうち約8000億は担保に入っています。
 要するに、この辺全部さっぴいてソフトバンク本体をものすごい大雑把に考えると・・・(想像ですよ)

 手元資金 2000億 借入金 9000億 
 の れ ん 9000億 資本金 4000億
 諸 資 産 2000億

 こういう会社なんですね。大体ですが、のれんは年500億円くらい償却されてます。約20年残ってますねw
 このまま何事もうまくいって、のれんが減って・借入金が減っていって、モバイル事業が全部自分のものになったら、万々歳のような数字ですが・・・実は4Gというか、次世代通信網の投資いずれやんないといけませんからね。これまたかなりの出費です。
 収益力は営業利益は数千億円レベル。でも、最終利益はorzって感じですねえ。

 さて・・・SBモバイルの借入利息は約5%、ソフトバンク本体の2009年新規無担保社債は2年で5.1%、最近目論んでる社債は1.5%(確か)で、「え”」とか思う利率ですね。
 う~ん、新規社債の利率1%台か~・・・どうやってこんな利率弾いたんだろ。連結決算を何も考えずにそのまま機械にでもかけたんだろうか?

 時価総額は2.5兆円・・・これ、ざっと今の調子が10年続いて正当化されるレベルですね。相変わらずSBの期待値は高いです。

 ほんで、全体を考えたら、そんなにご立派な姿してないわけです。・・・風の便りでメインみずほが新規貸出に慎重になって、何百億程度の資金調達まで社債発行等直接金融にシフトしていることを考えると・・・やはり、資金繰りギリギリなんだと思いますね。手元資金2000億は孫正義に残された虎の子のお金で、新規投資やオペレーションを支えるために必要な資金だと思われ。それ以上の余裕というのはあのBSからは出てこないわけです。
 みずほ逃げたいか~・・・なんで逃げたいんだろうね?評定にともなうルールで、特定の1社に貸出資産の一定割合を超えちゃいけないとか、そういう内部規定に触れてるんでしょうかね?あるいは財務制限条項で2010年以降に年1000億円以上借入金返済しないといけないんで、追い貸し出来ないとでも踏んでるんですかね?別に自己資本比率上昇も返済計画の裏の指標で入っているとか。

 というわけで株はね・・・たぶんあの値段の価値はないね。沸騰でもすれば別だけど、結構めいっぱい評価されてると思います。というわけでSBはいろいろ勉強させていただく会社ですね。


※余談
 もし、わっちが銀子なら、臆面も無くSBに貸します。なんかあるころには異動しているでしょうからwww
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