金銀妖瞳千里眼

 投資と経済に関する閻魔帳^^

「シリーズ粉飾決算」というお題は次から変えよう

 あまりにも面白くないお題なので。
 今日も酔っ払ってるので、その勢いで・・・俺をくだらん飲み会にさそってくれるな。

(糞を食べる人)
 粉飾決算と書けば、どうやるのとか、どうやって防ぐのとか、ちょっと技術的な方面な話ばかりになりがちというか、そういう話しかないと思うのですが・・・今日はチョッチ視点を変えまして、粉飾・ふんしょく・糞食ということで、うんこ食べる人について語りましょう。

 ただし、こういった調査なんかわっちは見たこと無いので完全に私見です。

(粉飾決算に手を染める人について)
 誰しも同じではないのですね。

○社長とか経営層
 こう思う人は多いでしょうが、ハッキリ言って、粉飾決算など作れません。
 社長自ら指示を出すなんてのは経理のシトたちの心を破壊するので、そこで会社は終わりです。

 その昔、とある上場会社で役員からの無理な命令に従って決算を作らせた結果、2年後に経理部ほぼ全員(男も女も20人余り)一斉に退社したと言う香ばしいこともありました。その2年後、会社は潰れたわけですが、まあ、経理部が全部抜けたにもかかわらずよく2年も持ったなとwww

○経理のシト
 これは多いですかね。実際できちゃいますしね。
 対銀行とか、いろんな事をおもんばかってやってしまうんですかね。
 多少の簿記を知ってれば、いじることは可能です。
 もう少し気が利く人は証憑書類とかも自作して作成してきます。
 
 もう少し知恵が廻る人は、いろんな勘定科目を複合的に消してきます。

 でもね・・・経理の人が作った粉飾決算は「見つかる」んですよ・・・いずれ。
 なぜなら、ちゃんと「仕訳に従って」嘘をついているので、何年も嘘をつき続けていると必ずボロがでるんです。嘘をついているのに仕訳のルールは習性で守っちゃう。
 こっちはね、証拠が出なければ・・・泳がしたりもするんですよw

○行政書士
 建設業限定ですけど・・・ひと昔前に経営事項審査で、簿記も経理も知らない行政書士が数字を適当にいじり倒して勝手に数字作っちゃうということが横行してました。特に都市部では。

 今はほとんど見ませんね。行政書士程度で決算書いじろうなんておこがましいですよねw

○税理士
 本命です。
 税理士は税務申告書を作るプロですから、数字はいじろうと思えばいじり方は知っています。
 後はやるかどうかの良心ですね。で、ほとんどの人は手を出しません。やる人はやります。
 処理自体は正規の簿記に則っているので、さすがにぐちゃぐちゃにいじってはきません。心は悪に染まっても流石に良心は残っているようですw

 一番問題なのはグレーゾーンの処理ですよね。これはクロ認定はできないので、聞き込みに入るしかありません。
 こちらも突っ込むと突っ込まれた理由がすぐにわかるので、観念したのかどうかは知りませんが、正直に処理を教えてくれる場合が多いですね。教えてくれれば、こっちは別にそれで良いわけですから。

○公認会計士
 作る方も見る方も専門ですが・・・作った人はまだ見たことないですね。中にはいるんでしょうけど。
 監査ったって、おっぱい見逃してる気がするのですけど、よくよく聞いてみると・・・

「財務分析とか、粉飾決算の発見の仕方とか、よくわかんないんだよね」

 つまり、公認会計士は確かに偉い人で決算書の作り方はわかるんだけど、財務分析なんかでは銀行とかの方が圧倒的に上です。これは間違いないです。

○元銀行員
 こいつです。粉飾決算で一番ひどい決算を作るのはこいつらです。
 わっちが見た史上最悪の粉飾決算は元銀行員が作ったものでした。いろんな粉飾テクニックてんこもりで、ことごとく嘘という代物でした。すべての嘘を発見する方も発見するほうですがw

 元銀行員はなまじっか賢いし、銀子の手口を知っているので、それに合わせた形で数字をテキトーに合わせてくるので悪質度は高いです。手口も正規の簿記で仕訳した結果ではなく、銀子の審査にかかる都合の良い勘定だけいじってきます。勘定両建なら良い方ですが、相殺して勘定ごと消すなど、相当悪質です。

 正直、銀行を辞めて普通の企業に再就職して、経理かどこかの部署にいる人間は気を付けた方がいいです。もちろん、ほとんどはいい人ですが。
 で、心根が腐っているのは必ず3流銀行出身者です。こいつらは粉飾を指摘しても臆面も無く適当な言い訳を並べてくるので、ハッキリ言って相手にするだけめんどくさいです。

 ホント元銀子の名前書いてやろうか、と思うほどです。


 まっ、今さらながら常識ですけど・・・拾い食いはダメ、特に道端に落ちてるウンコは食べちゃいけませんw
スポンサーサイト
別窓 | 知識の泉 | コメント:2 | ∧top | under∨

シリーズ粉飾決算(架空売上)

 シリーズ化する保証はありませんけどね^^

 対粉飾決算として投資家としてできることには限界はあります。与信の世界なら、もうちょっとできることはあります。そういう視点で見てくだされ。

 今日は初発ですから、簡単なものを。

(売上の架空計上)
 最近ではFOI(エフオーアイ)ですかね。わっちは全く知らない会社でしたが、まあわっちがもし数字を見ることがあったら100%引っかかってないことは確実です。それくらい初歩的なんですね、アレ。
 売上の水増しというのは初歩的ですが、ちょっと簿記や経理をかじったものが手を出しやすい分野で、その構造も極めてシンプルです。実は合わせ技をやると結構危険な部類に入りますが、またの機会に(いや、これホントに公開できんのか?の危険なレベル)

 前提として、粉飾決算にもルールってのがありまして、簿記の仕訳の原則からは絶対に逃れられないわけであります。もちろん全くの妄想から出た嘘というのも作れますが、どのみち両建で仕訳しなければBSは作れません。だから簿記の知識は必須です。

○基本形 「売掛金/売 上」

 FOIの場合はこれを繰り返して、売掛金が年商を遥かに超越したレベルまで累積してたみたいですけど、正直、平成の御代で今頃こんな粉飾決算するのか?というレベルですね。素人がやったとしか思えない。社内の理屈に合わせて、クリアできる証憑書類を集めて公認会計士とか主幹事証券会社とかに提供した程度でしょう。
 お金貸してる銀子も銀子で、あの数字でわっちなら絶対お金貸しませんが、銀子も莫迦じゃないからわかってた上で「上場したら返済しますから」と言われて追い貸ししちゃったんだと思います。悪いシトですねえ銀子w

 つまり、関係者は「みんな知ってただろ」って思うんですけどwww

 こういうのって、粉飾決算を見抜く技術がどうかとかのレベルじゃないんですよね。
 基本的に「売掛金が年商を超えたらレッドカード」という基準を持っていれば、近寄ることもないわけです。この基準の例外は「売上激減時にも適用するが、激減の理由を精査」ということです。それ以外はよく効きます、このルールw

 では、売上の架空計上を妄想してみましょう。

(妄想ちう)
・全くの架空
 証憑書類だけテキトーに集めて、売上を増やす方法。
「売掛金/売上」となるのだが、証憑書類はそれなりに加工して出てきちゃう。
 正直、少額であれば分かりません。

 数字上で基準を持って当たるか、役所その他の公開情報と突き合わすとか、真面目にやるなら企業の受注環境の聞込みをやって、本当にその仕事を請負っているのかどうか、いろいろ裏をとることで発見はできます。

・売上の計上基準
 受注した時点で売上に上げちゃう。発生主義を取り違えた仕訳ですが、たまに見かけます。
 アフォな会社だけがやるのかと思ったら、FNM(ファニーメイ)やFRE(フレディ・マック)までやっていたんで、キレイな売上や利益の上昇曲線が見られると美味しいか腐っているかの見分けがつかなくなります。たぶん、腐りかけが一番美味しいんですw
 正直、FNMやFREでわっちは見事に騙されています。かたやバフェットは見事に全株売却で売り抜けています。いやホント、数字見て逃げたのか、内部情報で逃げたのか・・・わっちは後者だと思いますね。数字だけ見てたら素晴らしかったもんorz

 仕訳は「売掛金/売上」なんですけど、売掛金の内容が将来のものだもんで、数字だけ追いかけていると少々の金額では気づきません。そのうち売掛金が累積してきますので、その時点で御用。
 これホントに発見したときには売上は来年分、費用は今年分となってて、売上額相当の修正を迫られたりして、すごい債務超過になったりするという、ホントにすごいことになってしまいます。簿記を知らない経理が当初からそういう計上方法をやっていたのが10年も続くうちに、ずれにずれて最後にあぼーんという結末を導きます。

 正直、これ救われません・・・というか、リアル助かりません。

 対処法としてはやはり数字の基準で警戒して逃げるか、売上の内容を聞込みして裏をとるのと、売掛金の明細を受注の内容で確認することです。公共発注だと役所のホームページで工事名とか公開されているので、何年度の発注で、誰が落札したかネットで公開されているので、それで裏は取れます。プラントの発注なんかは金額でかいので、必ず裏をとる癖をつけましょう。
 この辺、電子政府万歳です。

・循環取引
 加ト吉やIBMでお世話になった循環取引。
 数社で結託した上、決算期がバラバラだと普通外部からは見つかりません。内部監査、特に社内で見つける以外方法がないと思います。経理部門が本気で調べたら絶対にわかるはずです。

 特徴は売上だけが増えて、利益はないに等しいので、粗利率が下がることです。もし、利益を付加した状態で循環させると利益分と税金分だけ被害が累増することになります。

 これは証憑書類が全部揃っているので、1社だけ追いかけても他の勘定と混ぜられた数字出されるとハッキリ言って外部からはわかりません。せめてセグメント別で粗利率が下がり続けているとかでハケーンできれば御の字です。
 本当に難しいです、コレ。

(対処法)
 売上そのものをごまかしてくるわけですから、やはり、反対側の売掛金を追いかけるのがセオリーですね。
 結局、本当に売上があるかどうかを地道に確認するしか手がありません。それは聞き込みしかないですね。

 聞き込みができない人は売上と売掛金の伸び率を時系列で並べて、事業環境や同業他社と比較して全体的に考えましょう。目新しい方法ではないと思う人もいるでしょうが、プロでもやる方法です。やってない人も多いですがw

 あるいは年商比で一定の基準をもって線を引っ張ってしまうのが簡単です。これならこういった企業に近寄ることもはないかもしれません。売掛金が年商規模とか、年商の半分とか基準は人それぞれなので、自分で調べるか考えましょう。わっちの基準は今は公開しないことにします。

(売上粉飾の動機)
 要するに「売上の大きい会社は良い会社」と財務知ってる人も知らない人も素直に考えるからですね。その辺りをやってくるわけです。
 他には売上のノルマに追われて内部の社員がやっちゃうとか、一番ひどいのは経営者自ら率先してやっちゃう場合ですね。これは立派な背任です。というか、情報管理なんかできると思っているんでしょうか?知ったうちから、みんな逃げる時期を考え始めちゃいます。
 さらに給料が売上に比例する歩合制敷いているとか(普通、利益に連動させるのが歩合制ってもんでしょうが)ですかね。

 こういう単純な売上粉飾は韓国・中国なんかで横行しているのは周知のことですが、逆に言えば彼らがそんなレベルでいてくれることを願うばかりです。もっと恐ろしい手口を本格的に導入してきたら、正直どうなるもんかわかりません。

 最後に売上架空計上を認めたシトの言葉を掲げて締めたいと思います。

 その1:ナメてる
「売上が増えれば、審査は簡単に通ると思ってました」

 その2:事情がわかる
「売上が減ってしまうと、ランクが維持できないんです」

 その3:心の底から潰れてしまえ!
 夕方の4:30ころに電話してたけど。
「社長、来年度の契約の売上まで計上してますやん」
「契約の時点で売上に上げて、売掛金を計上するので正しいじゃない」
「社長、経理のことわかってないから、代わりに税理士と話させてもらえない?」
「そんな必要ないよ」
「仕訳とか会計とか、社長わかんないでしょ?」
「わかってるよ」
「なんで?」
「ボクは昔銀行にいたんだよ」
「余計ダメでしょう」
 その翌日の朝・・・
「なんか用です?」
「昨日は酔っ払ってたの、ゴメンゴメン」
「まだやります?で、売上の計上ですけど、なんで来年の分まで計上されてるんです?」
「それは契約した時点で売上と売掛金をあげるんだよ」
”まだ、酔っ払ってるやん”

※真面目な話しながら、結局、笑いに走るという・・・これは仕様ですw
別窓 | 知識の泉 | コメント:8 | ∧top | under∨

困ったあなたに捧げる粉飾決算講座(概説)

 酔っ払ってる勢いで書いてみましょうね。普段は飲まんのに。

(バーローバーロー)
 世の新聞とかテレビとか、たま~に出てくる「粉飾決算」という言葉。
 で、粉飾決算がわかった後で、「いや実は怪しいと思ってました」とか「そんなの前から知ってたよ」とか「こんなの投資家を欺いでひどい」とか、いろんな反応が出るわけです。
 そんでまた、こんなニュースの時にちょっと心配になった経理か営業の責任者のシトたちに「与信管理の秘密」とか「債権管理のためのなんちゃら」とかいう本を誰かさんから勧められちゃったりするわけですね。

 ハイ、全く興味がありません。

 まず、粉飾決算は確かにイケないことでございますが、そんなの非上場含めればいくらでもございます。
 で、その粉飾決算を発見できるというのは”わずか”でございます。
 そんで粉飾決算は”断定”されなければ粉飾決算にならないわけでして、そのほとんどは”怪しいな~”というものなんですね。
 
 粉飾決算対策はとにかく”怪しいと感じる”ことでございます。
 で、普通の投資家が粉飾決算について知りたいと思うなら”感じる”というレベルまで決算書を読むべきですが、そういう体験はしないだろうから、どっかに落ちている粉飾決算対策情報を探すべきなんでしょうけど・・・まっ、ネットで探してもムダでしょう。誰もそんなこと書かんし、税理士他プロたちはお金取る話だから絶対書かない。だって、粉飾決算を彼らは作っている立場の人達ですからw

※名誉のために言っておくと、ほとんどの税理士の心は腐っていませんよ。何とかしようと思ってます。ただ、銀行の審査を通るために許される範囲でいろいろやるというのはあるんですが、許される範囲ってのが決まりはあるけどグレーなんだよね・・・

(粉飾決算をする理由)
 いろいろありますが、大きく分ければ2つでしょうね。

○税金の計算をするために
 ・・・つまり脱税ですな。コレはいけません。見っかっちゃったら、シャレになりましぇん。

○銀行や信用保証協会、問屋・商社の与信審査を通るために
 世の中の粉飾決算の理由のほとんどはこちらでしょう。
 たまに財務指標とかそんなのを表裏で基準を掲げてるところがありますけど、そういうところはすぐに対策されてしまいます。これね、統計取ったら分布の曲線がナイアガラみたいに(ry

 理由が違えば、粉飾する方法も違うのですな・・・これ重要です。


※反応あったら、続きあるかも(酔ってたらねw)
別窓 | 知識の泉 | コメント:2 | ∧top | under∨
| 金銀妖瞳千里眼 |